力に支配された世界

人間は、幸福になりたいと思うのが常だ。
だけど、様々な歴史を振り返っても、武力につながることで豊かになれると言うことは、まず人間である上でないといっていい。
一時的な人間の感情は高ぶりがあれば冷めることもあることを覚えた方がいい。
見た目は大事なことだが、こだわりすぎると、理解の枠を越えてしまう。
それに、その場で100%の答えが出せるとは限らないのだから、焦ることもないはずだ。なのに、組織的なシステムがまだ、なっちゃいないのか、この国を模倣すれば武力から遠退き、平和で栄えると思えるものは何一つない。
それどころか、近年に国には失望させられることが多い。世界政府とはまた夢の夢なのか。
絶対権力とは、その人間はいずれ 、死を迎えるのだから意味なく思った方がいいのに。それこそ人間の悪魔的な部分に支配された世界、そんな感じと、未来を思う素材の人間の尊い部分がぶつかり合っているようだ。
例えば、平和で栄えるとはどこまでイメージができるか。問題はそこにある。人命の尊重は経済に多く広まってはいない気がする。保険や年金など、確かに人間を助ける形にはなっているが、大きな経済を見たとき、その経済に広く浸透するほど、人の命は、大事にされていない。大事にされているようで、心の奥に安らぎと呼べるのは一握り。
ちからとは、決して固定できない未知の存在。
ちからに、頼るのでなく、心を震わせる全ての人間に依存するのがいいのではないだろうか。